ダイエーがOMC株売却 カード大手名乗り
4月11日16時3分配信 産経新聞
経営再建中の大手スーパー、ダイエーが、子会社でクレジットカード大手のオーエムシー(OMC)カードの株式30%前後を売却することが11日分かった。三井住友フィナンシャルグループやクレディセゾンが売却先として有力視されており、カード業界の再編につながる可能性も出てきた。
ダイエーは、OMCの発行済み株式の約52%を保有しており、入札方式で売却先を決める方針。売却先企業はOMCの筆頭株主になる。
関係者によると、ダイエーは4月中旬にも第1次入札を実施する方向で、7~8社が応札の意向を示している。ダイエーはこれらの企業に対し、OMCの企業価値向上策などを書類で提出するよう求めている。
カード業界では、4月1日にUFJニコスとディーシーカードが合併して三菱UFJニコスが誕生するなど、再編の動きが加速している。OMCカードは特定の金融グループに属さない独立系のカード会社として、動向が注目されていた。
OMC株の売却額は700億~800億円程度になるとみられる。ダイエーは有利子負債の削減を課題としており、OMCカード株の売却により、有利子負債残高を目標の1500億円にまで減らせる見通しだ。